長いひとりごと

たのしく生きよう

ほんとうに、感想だけ。

 

 

人生で初めて滝沢歌舞伎を観劇してきました。

 

素敵なご縁で入らせていただけることになって。

元々一緒に行こうね、って言っていたお友達にはすごく申し訳なかったけれど、なんとかこの目に焼き付けたい、と思って演舞場に向かいました。

 

東銀座6番出口の階段を登りきったとき、わたしは既に手に汗を握っていて。ほんとうに緊張していたんです。

そもそも龍太くんが東京にいる、っていうだけで都内歩くの緊張しちゃうのに。それとは比にならないくらい緊張していました。

 

正面の滝沢歌舞伎の看板と装飾。

ほんとうに来てしまった。そう思いました。

すんなり足を踏み入れることなんて出来なくて、深呼吸を何度も何度もして、それからやっと、演舞場に足を踏み入れました。

中だって滝沢歌舞伎一色で、雰囲気がもう他のコンサートや舞台とは違ったものでした。

 

お友達に頼まれた岩本くんのお写真を買うときも、もちろん龍太くんのお写真を買うときも、手の震えが止まらなくてどうしようかと思った。

わたしこれ、ちゃんと見れるかな、って。

正直、ほんとうに正直言えば、あの舞台を見るのが怖かった。なんで、って聞かれてもわからないけど、ただ漠然と怖くて。開演時間ギリギリまでお写真を買って、席に着いたのが開演3分前。

 

そこで初めて、歌舞伎の舞台を目の当たりにしました。

 

まだ始まってないの。幕も開いてない。なのに涙が出たんです。なんでかな。未だにわからないんですけど。龍太くんがこの舞台に立ってるって思ったら、嬉しくて、ちょっぴり寂しくて。

 

 幕が開いて、全員が横並びで出て来たとき、あぁほんとにいる、ってまた泣けてきて。ちゃんと立ってた。舞台にいた。よぉいやさぁの「さぁ」で声出してた。

 

わたしのほんとうに気付いたら龍太くんしか追いかけてなくて。事前にお友達に出番とか、位置とか教えてもらってたから、ひたすらに龍太くんの姿を追ってた。

 

かっこよかったの。とにかく。

 

舞台に立ってる龍太くんは、わたしの知らない龍太くんで、お顔が心無しかほっそりしたし、対照的に体はがっちりしている気がした。

1人で語るときも、こんなに演技うまかったの?っていうくらい迫力があって、松竹座のあの舞台にいる人とはまるで違うような、なんで言えばいいんだろう。ちょっと日本語が迷子だけど。

役もすごくいい役もらってて。

きっとお稽古頑張ったんだろうなぁって。たくさん怒られて、怒られて。掴んだチャンスをモノにしようって頑張ったんだろうなぁって。

 

殺陣も、他の人に負けてなかった。ううん、人一倍かっこよかった。林くんとSnowmanに引けを取らないって、すごいことなんだよ。

 

あっという間だった。

こんなに最初から最後まで涙が途切れなく出てくる舞台なんて初めてで。

もっと言えば、実は舞台で泣いたの初めてだった。いつも涙ぐむくらいはあるけど、ほんとに泣いたのこれが初めてだった。

 

かっこよかったんです。ほんとにかっこよかったの。

 

舞台上で1番、誰よりもかっこよかった。

わたしが好きな龍太くんが、ぎゅって詰まってた。

やっぱりわたしは龍太くんが好きだった。

大好きだと思った。

この人がもっともっと大きなお仕事を掴んでいくのを、ちゃんと見ていなくちゃって、思いました。

歌舞伎が始まった当初、どうにかしてレポを見ないようにしていた自分を戒めてやりたいと思います。どうして龍太くんが日々成長していくところを見ていなかったんだって。

 

滝沢くんをはじめ、カンパニーの皆様にはには本当に感謝しています。

龍太くんを歌舞伎に招き入れてくれて、重要な役を与えてくれて、たくさん叱ってくれてほんとうにありがとうございました。

1度きりの観劇でしたが、得たものはわたしにとってすごく大きいものでした。

 

わたしが歌舞伎に行くことが決まったとき、行ってらっしゃいって言ってくれたお友達、ほんとうにありがとう。今度会ったら、長々と感想言わせてくださいね。

 

ただの感想ブログ、読んでくれてありがとうございました。

これからもどうぞ、龍太くんとわたしをよろしくお願いします。